WMLリファレンスガイド

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2章
タグとその属性


本章では、WML 1.1のタグとその属性について説明する。タグはアルファベット順に、指定することができる属性と共に紹介する。



<access>

<access>タグは、WMLデッキのアクセス制御情報を指定するために使用する。このタグは、デッキのヘッダ内に、デッキのメタ情報と共に記述する必要がある(詳細については、<head>、<meta>の項を参照)。各デッキでは、<access>タグを1つだけ記述することができる。WMLのデッキはデフォルトではすべてパブリックに設定されている。


構文


属性

domain
(省略可能)  

デッキのカードにアクセスすることができる他のデッキのURLのドメインを指定する。デフォルト値は、現在のデッキのドメインである。

path
(省略可能)  

デッキのカードにアクセスすることができる他のデッキのURLのルートを指定する。デフォルト値は「/」(現在のデッキのルートパス)であり、domainで指定されているドメイン内のすべてのデッキからこのデッキにアクセスすることができる。

注     domainpathの詳細と、この2つの属性が果たす役割の詳細については、『UP.SDK Developer's Guide』を参照。



<anchor>

<anchor>タグは、書式設定されたテキストの文字列(リンクと呼ばれる場合が多い)にタスクを結び付けるために使用する。書式設定されたテキストやイメージ内にリンクを設定することができる。ユーザーがリンクを選択し、<code>ACCEPT</code>を押すと、リンクに結び付けられたタスクが実行される。


構文

タスクには、ユーザーがリンクを選択した際に実行する動作を指定し、テキストには、リンクの名前のテキストを指定する。

タスク  

以下のタスクタグのどれか1つをリンクに結び付ける必要がある。

 

 
<go>
<prev>
<refresh>
 

<go>の項を参照)
<prev>の項を参照)
<refresh>の項を参照)

テキスト  

通常、デバイスではテキスト
に指定したテキストを、周囲のテキストと区別することができるように表示する。たとえば、角カッコ([])で囲んで表示したり(例を参照)、ビットマップ画像を表示することができる場合には、下線付きで表示する。 


属性

title
(省略可能)  

リンクのラベルを指定する。この属性の指定を省略すると、デフォルトのラベルである「Link」が指定される。

デバイスでは、この属性をさまざまな方法で使用することができる。たとえば、この属性を使用して、ユーザーがリンクを選択した際に、ツールに関するTips(ヒント)を表示したり、音声プロンプトを鳴らすことができる。UP.Browserでは、ユーザーがリンクを選択すると、titleに指定されているラベルをACCEPTキーのラベルとして表示する。広い範囲に渡るデバイスとの互換性を確保するために、labelには5文字以内でラベルを指定すること。


次のコードは、図2-1のカードのWMLコードである。

図2-1    リンクが配置されているカード

注     選択するリンクによって、ACCEPTのラベルの表示が変わることに注意。



<a>

<a>タグは、<anchor>タグの省略形である。URLの指定が必要な<go>タスクを指定する場合にのみ、<anchor>タグの代わりに<a>タグを使用することができる。



<b>

<b>タグは、テキストを太字で表示するために使用する。


構文

テキストには、太字のフォントで表示するテキストを指定する。


次のコードは、図2-2のカードのWMLコードである。

図2-2    太字のテキストを表示するカード



<big>

<big>タグは、テキストを大きなサイズのフォントで表示するために使用する。


構文

テキストには、大きなサイズのフォントで表示するテキストを指定する。


重要     現在、UP.Browserではこのタグをサポートしていない。



<br/>

<br/>タグは、改行を指定するために使用する。このタグを記述すると、以降のテキストやイメージは次の行に表示される。


重要     UP.Browserでは、<input>または<select>タグよりも前にあるテキストを項目への入力や項目の選択のユーザープロンプトとして表示する。カード内で<input>タグや<select>タグを複数記述する場合、<input>または<select>タグよりも前にあるテキストに改行を挿入することはできない。<input>または<select>タグよりも前にあるテキスト内で<br/>タグを記述すると、<br/>タグを境にテキストが分割され、それぞれ別の画面に表示されるようになる。したがって、ユーザープロンプトの最後の部分のみが、入力フィールドや選択リストと同じ画面に表示されることになる。


構文

注     HTMLとは異なり、WMLのすべてのタグではタグの終わりを示す記号(/)を記述する必要がある。したがって、改行を挿入する場合には、<br>ではなく、<br/>と記述しなければならない。



<card>

WMLのデッキは1つまたは複数の<card>タグから構成される。<card>タグは、ユーザーとデバイスの間の対話を1つ指定するために使用される。デバイスでは一度に1枚のカードしか表示することができないが、1枚のカードが複数の画面に渡って表示される場合もある。関連するタグについては、<template><wml>の項を参照。


構文

contentには、以下のタグを使用して、カードの定義を記述する。

content  

以下のタグを記述して、カードの定義を記述することができる。

 

 
<onevent>
<timer>
 
<do>
<a>
<fieldset>
<img>
<input>
<select>
 
<p>  

<onevent>の項を参照)
<timer>の項を参照)
<do>の項を参照)
<a>の項を参照)
<fieldset>の項を参照)
<img>の項を参照)
<input>の項を参照)
<select>の項を参照)

<p>の項を参照)


重要     <card>タグのcontentには、以下の順番でタグを記述する必要がある。

上記以外のタグは、記述した順番で表示される。


属性

id
(省略可能)  

カードの名前を指定する。指定した名前は、カードを表示するためのリンクの役割を果たす。たとえば、<go href="#cardname"/>と指定して、カードを表示することができる(<go>の項を参照)。

title
(省略可能)  

カードの簡単なラベルを指定する。UP.Browserは、ユーザーがカードにブックマークを付ける際に、このラベルをデフォルトのブックマーク名として使用する。デバイスによっては、このラベルをツールに関するヒント(Tips)のポップアップ表示など、別の用途に使用する場合がある。

  UP.Browserは、titleに指定したラベルをカードのコンテンツとして表示しない。デバイスのディスプレイに余裕がある場合には、携帯電話のメーカーはtitleに指定したラベルを表示するような製品を開発することができる。titleに指定したラベルはユーザーへのヒントを表示する目的で使用し、カードのコンテンツの一部として使用してはならない。

new
context
(省略可能)  

true | false  

<go>タスクを利用してカードを表示した際に文脈を初期化するかどうかを指定する。newcontext="true"と指定すると、文脈依存の変数はすべて削除され、履歴スタックはクリアされ、デバイスの状態が既知の値にリセットされる。

ordered
(省略可能)  

true または false  

カードのコンテンツの項目の表示順を指定する(「項目の表示順」を参照)。ordered="true"と指定すると、コンテンツの項目が一定の順番で表示される。ordered="false"と指定すると、ユーザーはコンテンツの項目を任意の順番で表示することができるようになる。

onenter
forward
(省略可能)  

<go>タスクを利用してこのカードを表示する際に開くURLを指定する。この属性は、<onevent>タグを省略形式で記述したものと見なすことができる(例2<onevent>の項を参照)。

onenter
backward
(省略可能)  

<prev>タスクを利用してこのカードを表示する際に開くURLを指定する。この属性は、<onevent>タグを省略形式で記述したものと見なすことができる(例2<onevent>の項を参照)。

ontimer
(省略可能)  

<timer>タグで指定した時間が経過した場合に開くURLを指定する。この属性は、<onevent>タグを省略形式で記述したものと見なすことができる(例2<onevent>の項を参照)。


項目の表示順

ordered属性を使用して、カードのコンテンツの複数の項目の表示方法を指定することができる。

true(デフォルト値)を指定すると、項目は順番に表示される。(ほとんどが)必ず入力が必要なフィールドを備えた短いフォームの場合には、この設定を使用する。すべての項目を一度に表示しきれない場合には、以下の単位で、複数の画面に分割して表示される。

falseを指定すると、ユーザーは項目を任意の順番で表示することができる。省略可能なフィールドを備えたカードや、項目が論理的な順番で並んでいないカードの場合には、この設定を使用する。すべての項目を一度に表示しきれない場合には、サマリーカードを表示することができる。サマリーカードでは、各項目のtitle属性を使用して、項目(オプション)を表示する。ユーザーはサマリーカードから個々の項目に移動することができる(移動後、オプションを選択するか、値を入力することができる。どちらが可能かは、項目の定義によって異なる)。


例 1

次のコードは、図2-3のデッキのWMLコードである。

図2-3    デッキ内の別のカードの表示


例2

図2-4の2枚のカードは、onenterforward属性<onevent>タグの関係を示している。この例の場合、<card>タグの属性としてonenterforwardを指定するのと、<onevent>タグでtype="onenterforward"と指定するのはまったく同じ効果をもたらし、両方のカードの表示結果は同じになる。

図2-4    <go>タスクをイベントに結び付ける2つの方法(表示結果は同じ)

このように、<onevent>タグを省略形式で記述すると、<go>タスクがイベントに暗示的に結び付けられる。<go>タスクではなく、<noop><prev><refresh>タスクをイベントに結び付けるには、省略形式ではなく、<onevent>タグを使用する。



<do>

<do>タグは、タスクをユーザーインターフェースの構成要素(ファンクションキー、グラフィック表示されるボタン、音声入力型コマンドなど)の1つに結び付けるために使用する。ユーザーがユーザーインターフェース機能を起動すると、<do>タグによって結び付けられているタスクが実行される。


構文

タスクには、<do>タグで指定したインターフェース機能をユーザーが起動した際に実行する動作を指定する。

タスク  

以下のタスクタグのどれか1つをユーザーインターフェース機能に結び付ける必要がある。

 

 
<go>
<prev>
<noop>
<refresh>
 

<go>の項を参照)
<prev>の項を参照)
<noop>の項を参照)
<refresh>の項を参照)


属性

type
(必ず指定)

<do>タグで指定したタスク(以下の説明を参照)を起動するユーザーインターフェース機能を指定する。

label
(省略可能)  

ユーザーインターフェース機能に結び付けるタスクを示すラベルを指定する。たとえば、ACCEPTキーにタスクを結び付けた場合には、labelに指定した値がACCEPTキーのラベルとして表示される。labelの指定を省略した場合には、ACCEPTキーのデフォルトのラベルである「OK」が表示される。広い範囲に渡るデバイスとの互換性を確保するために、labelには5文字以内でラベルを指定すること。動的なラベル付けをサポートしないデバイスでは、label属性は無視される。

UP.Browserでは、typeに以下の値が指定されている場合には、label属性は無視される

  • type="delete"  
  • type="help"  
  • type="prev"  

name
(省略可能)  

<do>タグの名前を指定する。カードレベルの<do>タグ(<card>タグ内に記述されている<do>タグ)とデッキレベルの<do>タグ(<template>タグ内に記述されている<do>タグ)の名前が同じ場合には、デッキレベルにおけるユーザーインターフェースとタスクとの結び付きが無効になる。

optional
(省略可能)  

trueまたはfalse  

デバイスがこのタグを無視してもよいかを指定する。

typeには、以下の値を指定することができる(注意書きがない限り、以下のすべてのタイプが予約されている)。

typeの値  タスクが実行される時
accept  

ユーザーがACCEPT機能(ファンクションキー、ボタンなど)を起動した場合

delete  

ユーザーがDELETE機能(ファンクションキー、ボタンなど)を起動した場合

help  

ユーザーがHELP機能(文脈依存の機能である場合がある)を起動した場合

options  

ユーザーがOPTIONS機能(ファンクションキー、ボタンなど)を起動した場合

prev  

他のカードを表示していたユーザーがPREV機能を起動してこのカードを表示した場合

reset  

ユーザーがRESET機能を起動した場合(現在のデバイスの状態をクリアまたはリセットした場合)

unknown  

ユーザーが不明な機能を起動した場合(type=""と指定した場合と同じ結果となる)

vnd.co-type  

ユーザーがベンダー固有の機能を起動した場合。coにはベンダー名を、typeには動作を指定する(このタイプは予約されていない)
現在、UP.Browserではこの属性値をサポートしていない。

X-*またはx-*  

将来使用される(予約されていない)
現在、UP.Browserではこの属性値をサポートしていない。

上記のいずれの値を指定しても、特定のユーザーインターフェース機能が暗示的に指定されることはない。デバイスによっては、typeの値と物理キーが1対1にマップされていたり、typeの値が文脈依存型の操作(ジョグシャトルを押す、ジョグシャトルを押し続ける、など)にマップされている場合がある。したがって、ユーザーインターフェースの設計の際には、デバイスで使用される機能を特定(予想)することはできない、という点に注意すること。

注     1枚のカードで、複数の<do>タグで同じタイプを定義する場合には、name属性を使用して<do>タグにそれぞれ異なる名前を付け、タイプが同じインスタンスを一意に識別することができるようにすること。



<em>

<em>タグは、テキストを強調表示するために使用する。


構文

テキストには、強調フォントで表示するテキストを指定する。


重要     現在、UP.Browserではこのタグをサポートしていない。



<fieldset>

<fieldset>タグは、カード内の複数のテキストや入力項目をグループ化するために使用する。1つまたは複数の<fieldset>タグを記述することによって、カードのコンテンツの表示方法を制御し、ユーザーがコンテンツを簡単に使用できるようにすることができる。


構文

contentには、以下の構成要素を使用して、グループ化したい項目を指定する。

control  

以下のタグを使用して、グループ化したい項目を指定することができる。

 

 
<fieldset>
<input>
<select>
 

(ネスト状態の<fieldset>
<input>の項を参照)
<select>の項を参照)

テキスト  

書式設定されたテキストをグループ化することもできる。デバイスでは、タグの指定に従って、このテキストをさまざまな方法(ユーザーに入力を要求する、さまざまなオプションを説明する、など)で使用する。

これらの構成要素は、指定した順番で表示される。


属性

title
(省略可能)  

<fieldset>を使用して作成するグループの簡単なラベルを指定する。デバイスによっては、このラベルは、contentに指定したグループのタイトルとして表示される。また、デバイスによっては、contentに指定したグループへの移動を可能にするユーザーインターフェース機能のラベルとして使用される。たとえば、カードのコンテンツを一度に表示しきれない場合、ordered="true"(<card>の項の「項目の表示順」を参照)が指定されている場合には、UP.Browserはサマリーレベルのメニューにおいて、titleに指定されているラベルを使用して、<fieldset>で指定されているグループを他のグループと区別することができるように表示する。



<go>

<go>は、タスクタグの1つであり、URLを開くことをデバイスに指示するために使用する。URLが特定のカードを指している場合には、デバイスはそのカードを表示する。URLがデッキを指している場合には、デバイスはそのデッキの最初のカードを表示する。


構文

contentには、指定のURLを開く際に設定する変数を指定する。

content  

<go>ステートメントでは、1つまたは複数の変数を指定することができる。

 

 
<setvar>  

<setvar>


重要     contentの指定が必要な他のタグではcontentの指定を省略することはできないが、<go>タグではcontentの指定を省略することができる。content指定しない場合には、<go attributes>content</go>ではなく、<go attributes/>という構文を使用すること(attributes=1つまたは複数の属性)。


属性

href
(必ず指定)  

開くURLを指定する。

send
referer
(省略可能)  

trueまたはfalse  

URLのリクエストにデッキのURLを含めるかどうかを指定する。sendreferer="true"を指定すると、要求するデッキの相対URLにHTTP_REFERERヘッダが設定されるようになる。信頼できるサービスにのみアクセスするようにしたい場合には、hrefに指定したURLを要求するデッキではこのオプションをtrueに設定する必要がある。

method
(省略可能)  

getまたはpost  

HTTPの送信の方法を指定する。method="post"を指定すると、UP.Link Serverは変数データを、アプリケーションで定義されているHTTPヘッダで指定されている文字セットに変換する。送信データの中にASCII形式でない文字(特にUTF-8)が存在する可能性がある場合には、この変換を行う必要がある。文字セットとHTTPヘッダの詳細については、『UP.SDK Developer's Guide』を参照。methodの指定を省略し<postfield>タグをネスト状態で指定した場合には、デバイスは自動的に<code>post</code>メソッドを使用する。 URLのリクエストにデッキのURLを含めるかどうかを指定する。sendreferer="true"を指定すると、要求するデッキの相対URLにHTTP_REFERERヘッダが設定されるようになる。信頼できるサービスにのみアクセスするようにしたい場合には、hrefに指定したURLを要求するデッキではこのオプションをtrueに設定する必要がある。

accept-charset
(省略可能)  

アプリケーションで使用することができる文字エンコードを指定する。デバイスはこの属性を使用して、<postfield>タグで指定されているデータの変換を行う。UP.Link Serverではデフォルトの文字エンコードとしてUTF-8US-ASCIIはUTF-8のサブセットのひとつ)を使用するため、米国、カナダ、オーストラリアでWMLサービスを提供する場合にはこの属性を使用する必要はない。また、HTTP応答ヘッダで文字セット(1つまたは複数)を指定する場合にも、この属性の指定を省略することができる。なお、accept-charsetを指定すると、HTTPヘッダで指定されている文字エンコードは無効になることに注意。

この属性には、accept-charset="UTF-8, US-ASCII, ISO-8859-1"のように、IANA文字セットをカンマまたはスペースで区切って指定する。

  • UP.Linkでサポートされている文字エンコードについては、『UP.SDK Developer's Guide』を参照。
  • 完全なIANA文字セットについては、http://www.iana.org/を参照。


次のWMLコードは、<go>タグの構文を示している。



<head>

<head>タグは、メタデータやアクセス制御に関する情報をはじめとする、デッキ全体に関する情報を指定するために使用する。


構文

contentには、デッキレベルのヘッダ情報を指定する。

content  

WMLデッキのヘッダには、以下のタグのどちらかを記述することができる。

 

 
<access>
<meta>
 

1つだけ指定することができる
1つまたは複数、指定することができる

<access>の項を参照)
<meta>の項を参照)


デッキの有効期限を指定するコードの一例を以下に示す。<head>タグの中に、キャッシュ制御を使用する<meta>タグを記述することができる。



<i>

<i>タグは、テキストを斜体で表示するために使用する。


構文

テキストには、斜体のフォントで表示するテキストを指定する。


次のコードは、図2-5のカードのWMLコードである。

図2-5    斜体のテキストを表示するカード



<img>

<img>タグは、デバイスに対して、書式設定されたテキスト内でイメージを表示するよう指示するために使用する。デバイスの中にはイメージを表示することができないものがあるので注意すること。

注     <do><option>タグの中にイメージを埋め込むことはできない。つまり、イメージをファンクションキーのラベル、または、メニュー項目として表示することはできない。


構文


属性

alt
(必ず指定)  

デバイスがイメージの表示をサポートしていない場合や、指定のイメージを見つけることができない場合に表示するテキストを指定する。

src
(必ず指定)  

表示するイメージのURLを指定する。localsrc(以下参照)に有効なアイコンが指定されている場合には、この属性は無視される

localsrc
(省略可能)  

既存のアイコンの名前を指定する。ROM(Read-Only Memory)内にアイコンがない場合には、デバイスはUP.Link Serverからアイコンを入手する。有効なアイコン(アイコンの名前については、図2-6を参照)が指定されている場合には、src(上記参照)の指定は無視される。

align
(省略可能)  

topmiddlebottomのいずれか

イメージの表示位置を、現在のテキスト行を基準として指定する。

height
(省略可能)  

現在、UP.Browserではこの属性をサポートしていない。

width
(省略可能)  

現在、UP.Browserではこの属性をサポートしていない。

vspace
(省略可能)  

現在、UP.Browserではこの属性をサポートしていない。

hspace
(省略可能)  

現在、UP.Browserではこの属性をサポートしていない。

図2-6    アイコン名


図2-7は、次のデッキの表示結果である。

図2-7   localsrcに指定したアイコンが表示されるカード

注     アイコンの中には、フォントサイズによって表示状態が変化するものがある。ディスプレイのサイズは変更することができないので、そのようなアイコンの表示状態はデバイスによって若干異なる可能性があることに注意すること。



<input>

<input>タグは、ユーザーにテキストを入力させ、入力されたテキストを指定の変数に代入するために使用する。必要に応じて、入力フィールドのデフォルト値を指定することもできる。


構文

テキストには、ユーザーに対して入力を要求するために表示するテキストやイメージを指定する。


属性

name
(必ず指定)  

ユーザーが入力したテキストを格納する変数の名前を指定する。変数に値が代入されていない場合には、defaultに指定されている値が代入される。defaultに値が指定されていない場合には、変数は空白文字列("")に初期化される。

デバイスが<input>タグを表示する際には、入力フィールドには、指定の変数の値が表示される。

title
(省略可能)  

入力項目の簡単なラベルを指定する。デバイスによっては、入力フィールドの表示時に、このラベルがツールに関するヒント(Tips)として使用される。また、デバイスによっては、項目への移動を可能にするユーザーインターフェース機能のラベルとして使用される。たとえば、カードのコンテンツを一度に表示しきれない場合、ordered="true"(<card>の項の「項目の表示順」を参照)が指定されている場合には、UP.Browserはサマリーレベルのメニューにおいて、titleに指定されているラベルを使用して、入力項目を他の入力項目と区別することができるように表示する。

type
(省略可能)  

テキストまたはpassword  

ユーザーが入力したテキストの表示方法を指定する。type="テキスト"と指定すると、入力したテキストが表示される。type="password"と指定すると、入力したテキストは隠される(たとえば、「*」という記号に置き換えて表示される)。type="password"と指定しても暗号化は行われないので、データのセキュリティが保証されるわけではないことに注意。

value
(省略可能)  

この属性の構文、動作はdefault属性(以下参照)と同じである

default
(省略可能)  

nameで指定した変数のデフォルト値(文字列)を指定する。

<input>タグで指定されている入力項目にユーザーが移動した時に、nameで指定されている変数にすでに値が代入されている場合には、defaultの指定は無視される。値が代入されていない場合には、defaultに指定されている値が変数に代入される。

defaultに、format属性で指定されている形式とは異なる形式で値が指定されている場合には、default属性は無視される。

format
(省略可能)  

入力項目に入力するデータの形式を指定する(「入力形式の指定」を参照)。この属性の指定を省略した場合には、デフォルト値として「*M」(アルファベットの大文字で始まり、アルファベットの大文字または小文字、数字を続けることができる。文字数の上限は、maxlengthに指定された値までという形式が指定される。

emptyok
(省略可能)  

trueまたはfalse  

入力フィールドの入力の省略の可否を指定する。emptyok="true"を指定すると、入力の省略が可能になる。ただし、ユーザーが値を入力した場合には、format属性(上記参照)を使用して指定した入力形式が適用される。

size
(省略可能)  

現在、UP.Browserではこの属性をサポートしていない。

maxlength
(省略可能)  

ユーザーが入力することのできる文字の最大数を指定する。この属性の指定を省略すると、256文字が指定される。

tabindex
(省略可能)  

現在、UP.Browserではこの属性をサポートしていない。


入力形式の指定

formatには、以下の値を指定することができる。

Tag  Description 
A  

記号、アルファベットの大文字(数字は不可)

a  

記号、アルファベットの小文字(数字は不可)

N  

数字(記号、アルファベットは不可)

X  

記号、数字、アルファベットの大文字(小文字への変更は不可

x  

記号、数字、アルファベットの小文字(大文字への変更は不可

M  

記号、数字、アルファベットの大文字(小文字への変更は可能)−複数の文字を入力する場合には、最初の文字はアルファベットの大文字でなければならない

m  

記号、数字、アルファベットの小文字(大文字への変更は可能)−複数の文字を入力する場合には、最初の文字はアルファベットの小文字でなければならない




<meta>

<meta>タグは、WMLデッキのメタ情報を示すために使用する。このタグはデッキのヘッダ内に、デッキのアクセス制御情報(<access><head>の項を参照)と共に指定する。なお、どのデバイスでもメタ情報のすべてのタイプをサポートしているわけではないことに注意すること。


構文


属性

property
(必ず指定)  

以下の属性のどれか1つを指定する。

name="name"
http-equiv="name"
user-agent="agent"  

  • nameを指定すると、UP.Link Serverはメタデータを無視する。
  • http-equivを指定すると、UP.Link ServerはメタデータをHTTP応答ヘッダに変換する。
  • user-agentを指定すると、UP.Link Serverはメタデータをデバイスに送信する。

content
(必ず指定)  

propertyに関連付けられたメタデータの値を指定する。

scheme
(省略可能)  

現在、UP.Browserではこの属性をサポートしていない。

forua 

(省略可能) 

trueまたはfalse 

ユーザーエージェントを使用するかどうかを指定する。forua="false"と指定すると、文書がクライアントに送られる前に<meta>タグが中間エージェントによって削除される。forua="true"と指定すると、メタデータがユーザーエージェントに送信される。送信の方法はpropertyの指定によって異なる。たとえば、http-equivタイプのメタデータはHTTPヘッダまたはWSPヘッダを使用して送られる。

UP.Browser 3.1では以下のタイプのメタ情報をサポートしている。


キャッシュ制御

Webブラウザと同様に、UP.Phoneではメモリキャッシュを備えている。ユーザーがアクセスしたデッキはメモリキャッシュに保存されるので、UP.Link Serverからデッキを再度要求しなくても、すばやく再表示することができる。キャッシュ内のデッキの保存時間はTTL(Time To Live)と呼ばれる。UP.PhoneのデフォルトのTTLは30日間(または、メモリの空き容量がなくなるまで)である。デッキ内に頻繁に更新する必要がある情報が含まれている場合には、TTLを短く設定すると、デバイスがより短い間隔でUP.Link Serverからデッキの再読み込みを行うようになる。次の例は、<meta>ステートメントを使用してTTLを設定する方法を示している。

max-ageというパラメータは、デッキをキャッシュに保存する時間(単位、秒)を指定するために使用する。この例では、1時間(3,600秒)後にデッキがキャッシュから削除される。デッキのTTLを適切に設定するには、情報の更新の頻度と、UP.Link Serverから情報を再度読み込むことによって生じる応答時間の劣化のバランスを取る必要がある。max-ageを0(ゼロ)に設定すると、ユーザーが進むの方向でデッキを表示しようとするたびにデッキの再読み込みが行われる。ユーザーが戻るの方向でデッキを表示しようとした場合には、キャッシュからカードが読み出され、表示される。


ブックマーク

UP.PhoneのブックマークはWebブラウザのブックマークと似ている。ユーザーがカードにブックマークを付けると、UP.Browserは以下の2つのアイテムから構成されるブックマークを作成する。

デフォルトではすべてのデッキがブックマークを付けられる状態になっているので、<meta>タグはデッキにブックマークを付けられなくするために使用する。デッキにブックマークを付けられないようにするには、次の構文に従ってステートメントを記述する。

ユーザーがカードにブックマークを付けると、UP.Browserは自動的に、デッキのURLをブックマークURLとして設定する。別のURLをブックマークURLに設定したい場合には、次の構文に従ってデッキのヘッダに<meta>タグを記述する。

urlには、ブックマークURLに設定したいURLを指定する。



<noop>

<noop>は、タスクタグの1つであり、デバイスに対して何も実行しない(何のオペレーションも行わない)ことを指示するために使用する。このタグを使用して、デッキレベルの<do>タグを無効にすることができる(シャドウイングと呼ばれる)ので便利である(シャドウイングの詳細については、『UP.SDK Developer's Guide』を参照)。


構文



<onevent>

<onevent>タグは、状態の変化(内在イベント)をタスクに結び付けるために使用する。内在イベントが発生すると、<onevent>タグによって結び付けられているタスクが実行される。


構文

タスクには、内在イベントの発生時に実行する動作を指定する。

タスク  

以下の動作のどれか1つを指定することができる。

 

 
<go>
<prev>
<noop>
<refresh>
 

<go>の項を参照)
<prev>の項を参照)
<noop>の項を参照)
<refresh>の項を参照)


属性

type
(必ず指定)  

<onevent>タグで指定したタスク(以下の説明を参照)を起動する内在イベントを指定する。カードレベルの<onevent>タグ(<card>タグ内に記述されている<onevent>タグ)とデッキレベルの<onevent>タグ(<template>タグ内に記述されている<onevent>タグ)のtypeの指定が同じ場合には、デッキレベルにおける内在イベントとタスクとの結び付きが無効になる。

typeには、以下の値を指定することができる。

typeの値  タスクが実行される時
onpick  

ユーザーが<option>タグで指定されている項目を選択した場合、または選択を取り消した場合(<option>の項を参照)

onenterforward  

ユーザーが<go>タスクを使用してカードを表示した場合

onenterbackward  

ユーザーが<prev>タスクを使用するか、PREV機能(例、BACKキーを押す)を起動してカードを表示した場合

ontimer  

<timer>タグで指定されている時間が経過した場合(<timer>の項を参照)



<optgroup>

<optgroup>タグは、カード内の複数の<option>タグ(または、ネスト状態の<optgroup>タグ)をグループ化するために使用する。オプションのグループを作成することによって、カードのコンテンツの表示方法に関する制御情報を指定することができるようになる。


構文

contentには、以下のタグを1つまたは複数記述することができる。

content  

以下のタグを記述することができる。

 

 
<optgroup>
<option>
 

(ネスト状態の<optgroup>タグ)

これらのタグは記述した順番に表示される。


属性

title
(省略可能)  

<optgroup>を使用して作成するグループの簡単なラベルを指定する。デバイスによっては、このラベルは、contentに指定したグループのタイトルとして表示される。また、デバイスによっては、contentに指定したグループへの移動を可能にするユーザーインターフェース機能のラベルとして使用される。


重要     現在、UP.Browserではこのタグをサポートしていない。



<option>

<option>タグは、<select>タグ内で選択項目を指定するために使用する。


構文

contentには、選択項目を示すために表示するテキストと、その選択項目をユーザーが選択した際に実行する動作を指定する。

event  

選択項目の定義においては、次のタグを記述することができる。

 

 
<onevent>  

<onevent>の項を参照)

テキスト  

選択項目を示すテキストを指定する。


属性

title
(省略可能)  

オプションの名前となるラベルを指定する。UP.Browserでは、ユーザーがオプションを選択すると、titleの属性値として指定されたラベルをACCEPTキーのラベルとして表示する。広い範囲に渡るデバイスとの互換性を確保するために、labelには5文字以内でラベルを指定すること。

value
(省略可能)  

ユーザーがオプションを選択した際に<select>タグのnameに指定されている変数に代入する値を指定する(例を参照)。変数の参照を指定した場合には、nameに指定されている変数の設定の前に、変数の参照がデバイスによって評価される。

onpick
(省略可能)  

ユーザーがオプションを選択したとき(または、<select>タグで複数の選択が行えるように指定されている場合には、ユーザーがオプションの選択を解除したとき)に開くURLを指定する。この属性は、<onevent>タグを省略形式で記述したものと見なすことができる。


次の例では、項目を選択すると、その項目に関連付けられた値(1、2、3、または、4)が変数colorに代入される。



<p>

<p>タグは、新しい段落を開始するために使用する。このタグは、行の配置と折り返しを指定するための属性を持つ。


構文


属性

align
(省略可能)  

leftright、またはcenter  

表示エリアを基準として、行の配置を指定する。この属性の指定を省略すると、行は左揃えで配置される。

mode
(省略可能)  

wrapまたはnowrap  

テキストの折り返しモードを指定する。nowrapを指定すると、デバイスは水平スクロールなど、別の機能を使用して長い行を表示する。以下のように他の折り返しモードを指定した<p>タグが記述されるまで、デバイスは現在の折り返しモードを使用する。

  • mode属性が指定されている場合には、そのモードが適用される。
  • mode属性が指定されていない場合には、最後に指定されたmode値が適用される。以前に<p>タグが記述されていない場合には、デフォルトのモード(wrap)が適用される。



<postfield>

<postfield>タグは、<go>要求を受け取るHTTPサーバーに送る名前と値のペアを指定するために使用する。WMLのコードにおける<postfield>タグの使用例については、

構文


属性

name
(必ず指定)  

フィールドを識別するラベルを指定する。

value
(必ず指定)  

valueに指定されている変数のデフォルト値となる文字列を指定する。



<prev>

<prev>は、タスクタグの1つであり、デバイスに対して、現在のURLを履歴スタックから削除し、前のURLを開くことを指示するために使用する。履歴スタック内に前のURLが存在しない場合には、<prev>タグは無視される。


構文

contentには、前のURLを開く際に設定する変数を指定する。

content  

<prev>ステートメントでは、1つまたは複数の変数を指定することができる。

 

 
<setvar>  

<setvar>の項を参照)


重要     contentの指定が必要な他のタグではcontentの指定を省略することはできないが、<prev>タグではcontentの指定を省略することができる。content指定しない場合には、<prev>content</prev>ではなく、<prev/>という構文を使用すること。


次のWMLコードは、contentが指定されていない<prev>タグの例である。

図2-8    ACCEPTキーが<prev>タスクに結び付けられているカード



<refresh>

<refresh>は、タスクタグの1つであり、デバイスに対して、指定のカード変数の値を別の値に変更することを指示するために使用する。指定のカード変数が表示されている場合には、画面の表示も変更される。


構文

contentには、値を変更する変数を指定する。

content  

content <refresh>ステートメントでは、1つまたは複数の変数を指定することができる。

 

 
<var>  

<setvar>の項を参照)


次のWMLコードは、<go>の項ので紹介したコードに「クリア」というオプションを追加し、ユーザーが「名前の一部を入力:」、「名字の一部を入力:」フィールドの入力をクリアし、新しい検索条件を入力することができるようにしたものである。このコードの2番目の<do>タグでは、ユーザーがOPTIONSキーを押したときにfirstlastという変数をNULLにリセットする<refresh>タグが記述されている。図2-9はこのカードの表示状態を示している。

図2-9    OPTIONSキーが<refresh>タスクに結び付けられているカード

注     <refresh>タグでは、この例のように変数の値をNULLに「リセット」するだけでなく、変数の値を任意に変更することができる。



<select>

<select>タグは、ユーザーが選択を行える一連のオプションを指定するために使用する。項目を1つだけ、または、複数選択することができるように、指定を行うことができる。


構文

テキストには、ユーザーに項目の選択を要求するために表示するテキストやイメージを指定し、contentには、一連の選択項目を指定する。contentでは、以下のタグを使用して選択項目を定義することができる。

content  

以下のタグのどちらかを記述することができる。

 

 
<optgroup>
<option>
 

(現在、UP.Browserではこのタグをサポートしていない)
<option>の項を参照)

これらのタグは記述した順番に表示される。


属性

title
(省略可能)  

<select>を使用して作成する選択リストの簡単なラベルを指定する。デバイスによっては、このラベルは、contentで指定されている選択リストのタイトルとして表示される。また、デバイスによっては、contentで指定されている選択リストへの移動を可能にするユーザーインターフェース機能のラベルとして使用される。たとえば、カードのコンテンツを一度に表示しきれない場合、ordered="true"(<card>の項の「項目の表示順」を参照)が指定されている場合には、UP.Browserはサマリーレベルのメニューにおいて、titleに指定されているラベルを使用して、<select>で指定されている選択リストを他の選択リストと区別することができるように表示する。

multiple
(省略可能)  

trueまたはfalse  

複数の項目を選択可能にするかどうかを指定する。

name
(省略可能)  

ユーザーが選択したオプション(1つまたは複数)に関連付けられている値(1つまたは複数)を格納する変数の名前を指定する。各オプションの値は、<option>タグのvalue属性を使用して指定されている。

<select>タグの表示時にデフォルトの選択項目が選択された状態で表示されるかどうかは、変数の値(1つまたは複数)によって決まる。変数に値が代入されていない場合には、defaultに指定されている値が代入される。defaultに値が指定されていない場合には、変数は空白文字列("")に初期化される。

複数の項目を選択することができるように指定した場合には、オプションの値はセミコロン(;)で区切って格納される(例を参照)。

default
(省略可能)  

nameで指定した変数(1つまたは複数)のデフォルト値(文字列)を指定する。

<select>タグで指定されている選択項目にユーザーが移動した時に、nameで指定されている変数にすでに値が代入されている場合には、defaultの指定は無視される。値が代入されていない場合には、defaultに指定されている値が変数に代入される。

iname
(省略可能)  

以下の点を除いて、nameと同じ働きをする。

    ユーザーが選択したオプション(1つまたは複数)に関連付けられているインデックス番号が変数に格納される。各オプションには、<select>タグにおける指定の順番に、「1」から始まるインデックス番号が割り当てられる。ユーザーがオプションを選択しなかった場合には、インデックス番号「0」(ゼロ)が変数に格納される。
  • ivalueに指定されている値がデフォルト値になる。

ivalue
(省略可能)  

次の点を除いて、defaultと同じ働きをする。

  • inameで指定されている変数のデフォルトのインデックス番号(1つまたは複数)を文字列で指定する。

tabindex
(省略可能)  

現在、UP.Browserではこのタグをサポートしていない。


次の例では、カードの表示時に変数iに値が代入されていない場合には、「犬」と「猫」が選択された状態で選択項目が表示される。「猫」と「馬」を選択すると、変数xC;Hという値が代入され、変数i2;3という値が代入される。



<setvar>

<setvar>タグは、<go><prev><refresh>タスクの実行時に、変数に指定の値を代入するために使用する。


構文


属性

name
(必ず指定)  

値を代入する変数の名前を指定する。ランタイム時の既存の変数が指定されていない場合には、nameの指定は無視される。

value
(必ず指定)  

変数に代入する値を指定する。



<small>

<small>タグは、テキストをサイズの小さいフォントで表示するために使用する。


構文

テキストには、サイズの小さいフォントで表示するテキストを指定する。


重要     現在、UP.Browserではこのタグをサポートしていない。



<strong>

<strong>タグは、テキストを非常に強調して表示するために使用する。


構文

テキストには、非常に強調したフォントで表示するテキストを指定する。


重要     現在、UP.Browserではこのタグをサポートしていない。



<table>

<table>タグは、表組みの書式設定を行うために使用する。表全体の配置は制御することができるが、個々のセルの配置は制御することができない。WMLの表はHTMLの表と似ているが、機能は少ない。

表を作成するには、列の数を宣言し、その後にコンテンツを指定する。コンテンツには、空白の行、列を含めることができる。


構文


属性

align
(省略可能)  

leftrightcenterのいずれか  

列内のテキストの位置を指定する。この属性の指定を省略すると、テキストは自動的に左揃えで配置される。

title 

表のラベルを指定する。

columns 

列の数を指定する。0(ゼロ)を指定することはできない。




<td>

<td>タグは、表の1行中の1つのセルのデータを格納するコンテナとして使用する。表のセルは空白にすることもできる。ユーザーエージェントは、イメージや改行を使用して作成された、複数の行データセルをできるかぎり正確に表示しなくてはならない。


構文

contentには、表のセルに表示するテキスト、または、<img>または<anchor>タグを記述する。

content  

以下のタグのどちらかを記述することができる。

 

 
<img>
<anchor>
 

<img>)
<anchor>



<tr>

<tr>タグは、表の1行を格納するコンテナとして使用する。行は空白にすることもできる(行中のすべてのセルを空白にすることができる)。


構文

contentには、表のセルに表示するテキスト、または、<img>または<anchor>タグを記述する。



<template>

WMLのデッキでは、デッキレベルにおけるイベントの結び付けを定義する<template>タグを記述することができる。デッキレベルにおけるイベントの結び付けとは、デッキ内のすべてのカードに適用される特性のことである。特定のカードの特性は、<card>タグ(<card>の項を参照)で同じイベントの結び付けを指定することによって無効にすることができる。


構文

contentには、特定のイベントの発生時に実行する一般的な動作を指定する。

content  

以下のタグのどちらかを記述することができる。

 

 
<do>
<onevent>
 

<do>の項を参照)
<onevent>の項を参照)


属性

onenter
forward
(省略可能)  

<go>タスクを利用してこのカードを表示する際に開くURLを指定する。この属性は、<onevent>タグを省略形式で指定したものと見なすことができる(<card>の項の例2を参照)。

onenter
backward
(省略可能)  

<prev>タスクを利用してこのカードを表示する際に開くURLを指定する。この属性は、<onevent>タグを省略形式で指定したものと見なすことができる(<card>の項の例2を参照)。

ontimer
(省略可能)  

<timer>タグで指定した時間が経過した場合に開くURLを指定する。この属性は、<onevent>タグを省略形式で指定したものと見なすことができる(<card>の項の例2を参照)。



<timer>

<timer>タグを使用して、一定の時間に渡ってユーザーが何の操作も行わなかった場合にタスクを実行することができる。タスクやユーザーの操作によってカードの使用が開始されるとタイマーがスタートし、タスクが実行されるとタイマーが停止する。タイマーには1つのタスクしか関連付けることができない。また、1枚のカードにタイマーを1つだけ設定することができる。


構文


属性

name
(省略可能)  

タイマーの値を格納する変数の名前を指定する。タイマーのイニシャライズ時に変数に値が代入されていない場合には、defaultに指定されている値が代入される。ユーザーが別のカードを表示した場合には、現在のタイマーの値が変数に格納される。制限時間を超過した場合には、0(ゼロ)が変数に格納される。

value
(必ず指定)  

key属性で指定されている変数の値となる文字列を指定する。指定は、10分の1秒単位で行う。たとえば、100を指定すると、10秒が指定されたことになる。0(ゼロ)を指定すると、タイマーが使用不能になる。

タイマーのイニシャライズ時にnameで指定されている変数にすでに値が代入されている場合には、defaultの指定は無視される。値が代入されていない場合には、valueに指定されている値が代入される。


次の例は、タイマーをイニシャライズする方法とカウンタを再利用する方法を説明している。ユーザーがカードを表示するたびに、タイマーの値は変数timeの値にリセットされる。変数timeに値が代入されていない場合には、タイマーの値は5秒に設定される。制限時間(この例では50秒)が経過すると、デッキの2枚目のカードが自動的に表示される。



<u>

<u>タグは、テキストを下線付きで表示するために使用する。


構文

テキストには、下線付きのフォントで表示するテキストを指定する。


重要     現在、UP.Browserではこのタグをサポートしていない。



<wml>

<wml>タグは、WMLデッキを指定するために使用する。


構文

contentには、デッキの動作を定義するタグを記述する。


属性

xml:lang
(省略可能)  

WML文書の言語を指定する。この属性の指定を行うと、文書の他の言語仕様は無効になる。この属性の値の指定の詳細については、XMLの正式な仕様を参照。XMLの正式な仕様については、W3CのWebサイト(http://www.w3.org/)から入手することができる『Extensible Markup Language (XML), W3C Proposed Recommendation』を参照。

現在、UP.Browserではこのタグをサポートしていない。



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